2007年10月1日月曜日

靖国神社

昼の散歩に靖国神社に行ってきました。
結構な人が相変わらずきていました。高齢の遺族会の人に混じって、結構な数の外人さんもいました。

比較的新しい顕彰碑がありました。ラダ・ビノード・パール博士というインド人です。
何をした人かご存知でしょうか?

戦後の東京裁判のときに連合国11カ国の裁判官の中で唯一人、A級戦犯の無罪を主張しました。

「博士は東京裁判が、勝利に驕る連合国の、いまや無力となった敗戦国日本に対する野蛮な復讐の儀式に過ぎないことを看破し、事実誤認に満ちた連合国の訴追には法的根拠が全く欠けていることを論証し、被告団に対し全員無罪と判決する浩瀚な意見書を公にされたのであります。」(碑文より、漢字は現代漢字に変換)

安倍元首相がインドに行ったときにこの博士の子孫を訪問したことでちょっと有名になりました。

感想:きわめて立派で高邁な精神の持ち主で尊敬に値すると思います。しかし、靖国神社に顕彰するとかえって違う方向に誤解されると思うのです。純粋に国際法学的に評価すべき人物と考えます。


左: 市谷の線路脇の彼岸花
右:靖国神社参道の大村益次郎の銅像。頭のてっぺんはちょん髷ではなく鳩

左:記念撮影する福井県大野市遺族会
記念撮影現場を後ろから撮った
右:社殿正面

左:パール博士顕彰碑
右:隣にある戦艦の顕彰碑

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